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見る・観る・視る
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見るのが、好きです。本でも、絵でも、芝居でも。はたまた、車窓からの景色でも。同じような経験をなさった方の感想が伺えれば、嬉しいです。

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タイトル 日 時
さくら・桜  京都にて
さくら・桜  京都にて 4月18日 大覚寺。 嵯峨嵐山の駅から歩いていると、暑いくらいの陽気で、さくらももう終わりという風情。でも、大覚寺には、一本だけ見事に咲いていた。 ...続きを見る

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2012/04/23 00:40
さくら・桜
さくら・桜 今年はなかなかあたたかくならず、桜の開花が遅い。 3月末に咲いていたのは、河津桜。 ...続きを見る

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2012/04/05 14:28
ゴッホ 契約の兄弟 フィンセントとテオ・ファン・ゴッホ
ゴッホ 契約の兄弟 フィンセントとテオ・ファン・ゴッホ  新関公子著 ブリュッケ ...続きを見る

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2012/03/31 14:57
「ボストン美術館 日本の至宝」
「ボストン美術館 日本の至宝」 東京国立博物館 平成館にて。 長谷川等伯の《龍虎図屏風》そして尾形光琳の《松島図屏風》が展示されるというので、見に行った。どちらも素晴らしかった。 「まぼろしの国宝、ニッポンに帰る。」と副題のついたこの展覧会は、仏教絵画や絵巻、水墨画など名品が多く、若冲の《鸚鵡図》もあった。鸚鵡の羽は実際に見るとレースのように繊細で、見に行った甲斐があったと思った。  このコレクションの収集者は、フェノロサそして岡倉天心、展示の説明にもふたりの眼の高さが賞賛されていた。  実は、ちょうど、太田... ...続きを見る

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2012/03/23 14:30
韃靼の馬
韃靼の馬  辻原登著 日本経済新聞出版社  時代は、江戸時代、新井白石が活躍していた頃の話。主人公は阿比留克人(あびるかつんど)。対馬藩士。朝鮮語と漢語ができるということで、朝鮮通信使の通詞も兼ねた警固隊長補佐であったのが、江戸に行く途中に事件に巻き込まれるのが、第一部。逐電し、朝鮮で、朝鮮人陶工金次東(キムチャドン)として生きていたのが、対馬藩の危機を救うため、韃靼の馬を手に入れ、将軍吉宗に献上するのが、第二部。  ともかく、面白い。若い克人の人物像もさわやかだし、恋あり、冒険あり、そして、... ...続きを見る

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2012/03/11 13:37
パリへ渡った「石橋コレクション」1962年春
パリへ渡った「石橋コレクション」1962年春 ブリヂストン美術館 ...続きを見る

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2012/02/27 17:13
半島へ
半島へ 稲葉真弓著 講談社  著者自身を思わせる著述業の「私」は、長期休暇のつもりで、三重県の志摩半島にやって来る。そこには、「白く乾いた崖」「地層がむき出しになった崖」が気に入ってほとんど衝動買いのようにして建てた小さな家がある。忙しい合間を縫ってやって来ていたそこに、今回は、半年から一年いるつもりで、やって来たのだ。そして、海と森、美しい自然に囲まれた生活が始まる。自分で採った牡蠣やきのこを食べる生活。  この小説が心の残ったのは、著者のように、崖に興味があるからでも、自然に囲まれた生活... ...続きを見る

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2012/02/20 14:37
フェルメールからのラブレター展
フェルメールからのラブレター展    Bunkamuraザ・ミュージアム  フェルメールの作品は、そんなに多くないから、「フェルメールと同時代展」なのだろうと思って見に行った。やはり、フェルメールの作品は、手紙を扱った三枚。ただし、三枚を集めるだけでも大変ではあったろう。特に、〈手紙を読む青衣の女〉は修復がすんだばかり。「フェルメール・ブルー」と呼ばれる青の印象的な作品だった。  「ラブレター展」の名に恥じないように展示の工夫はしてあった。「オランダは17世紀のヨーロッパで最も識字率が高く、手紙のやり取りが急速に... ...続きを見る

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2012/02/07 17:46
我生きてこの句を成せりーーー石田波郷とその時代
我生きてこの句を成せりーーー石田波郷とその時代 本阿弥書店刊  題名は、本人の言、「いろいろな俳句があるのだ。・・・・茲に我生きてこの句を成せりといひ得る句があればよいのである」からとったようだ。子息である石田修大の著。  波郷と言えば、「霜の墓抱き起こされしとき見たり」。肺結核で入院中の作品。この句の印象が強すぎて何となく病気ばかりしていたように思うが、無論そんなことは無く、『馬酔木』雑詠欄の巻頭になったのを機に、昭和7年19歳で水原秋桜子を頼って、松山から上京。以後句作と俳誌の編集などで生きてきた人。(俳人は他に職業を持つものだと思っ... ...続きを見る

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2012/01/25 18:14
十一ぴきのネコ
十一ぴきのネコ    「井上ひさし生誕77フェスティバル2012」の第1回目。紀伊國屋サザンシアター。長塚圭史演出。  「子どもとその付添いのためのミュージカル」とあったが、ウイークデーの昼間に行ったので、子どもはいない。 だから開演前から、ネコたちが客席の間をうろうろしてちょっかいをだそうとしても、ノリが悪い。北村有起哉のにゃん太郎率いるネコたちが、大きな魚を捕まえに行く。歌あり踊りありで、楽しくて、その昔「こどものためのミュージカル」を見に行った頃のことを思い出してしまった。子供達は、帰り道、舞台... ...続きを見る

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2012/01/21 15:25
東京物語
東京物語  三越劇場での初春新派公演は、「東京物語」。小津安二郎の映画がもとになっている。私は見ていないのだが、あまりにも有名な映画なので、尾道と東京を舞台にした長編で、かなりシリアスな話だというぐらいは知っていた。寅さんの山田洋次監督がどうやってお正月らしい舞台をつくりあげるのか、興味がわいた。  舞台は、東京下町の平山医院の場から始まる。「昭和30年代の家だねー。」「懐かしいねー」後ろの席で、老夫婦らしい声がする。長男の町医者の家に、尾道から両親が訪れるところから始まり、長女の志げも近くで美容院を営... ...続きを見る

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2012/01/14 16:44
日本赤十字社所蔵アート展
日本赤十字社所蔵アート展 損保ジャパン東郷青児美術館で、2月19日まで。  「東日本大震災チャリティー企画」とあるように、日赤所蔵の絵を展示して、観覧料はすべて義援金とする企画。それを東郷青児美術館でするのは、日赤が100点余の美術品を所蔵するきっかけとなったのが、東郷青児の寄贈によるからという。いかにも東郷青児らしい《ナース像》が展示されていた。    今回は、絵を見ることが支援となるならと、絵自体はあまり期待していなかったのだが、私の好きな荻須高徳や石踊達哉の絵もあったし、見応えのある絵がそろっていて、素晴らし... ...続きを見る

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2012/01/10 00:17
90ミニッツ
作・演出・・・三谷幸喜  出演・・・西村雅彦 ・ 近藤芳正  PARCO劇場  夫がコメディ好きなので、三谷幸喜のものはよく見に行く。『国民の映画』あたりから、ちょっと感じが変わって、「作品の幅を広げたいのかね。」「井上ひさしもコメディからの出発だったものね。」という会話をしたのだったが。  今回は特に今までと違って、息子が交通事故で手術が必要なのに信仰および共同体での立場から輸血を拒否する父親と、説得して子供の命を助けようとする医者の二人の会話劇。作者自身が、「笑い以外の自分の武器を磨」き... ...続きを見る

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2011/12/21 12:50
我が家の問題
我が家の問題  「この話の奥さんも、うちみたいだったら、問題なかったのにね」と言いながら、夫が渡してくれた『我が家の問題』(奥田英朗著。集英社)。第1話は、新婚早々の夫婦の「甘い生活?」。独身の時に一人暮らしだった夫は、余りによく気がつく新妻に却って気詰まりで、帰宅するのがイヤになるという話。「どうせ、私は気がききませんようだ・・・・」と夫に言いながら、この本自体は、どこかユーモラスで、楽しい。  『我が家の問題』に出てくる話は、たとえば、「絵里のエイプリル」に代表されるように、両親が離婚するかもしれないと... ...続きを見る

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2011/12/16 10:43
ザ・ベスト・オブ山種コレクション
ザ・ベスト・オブ山種コレクション  京都祇園に何必館という洒落た美術館がある。一番上の階には、「光庭」と呼ばれる天井から外光を取り入れた坪庭があって、京都らしい心の落ち着く美術館である。私はそこで、村上華岳の作品と出会った。心が洗われるような、不思議な魅力をたたえた絵だった。  今回の山種美術館の展示ににも、村上華岳の「裸婦図」があり、この絵を見て自殺を思いとどまった娘さんのエピソードが書かれた新聞記事とともに展示されていた。裸婦でありながら仏様のようで、娘さんの気持ちがわかるような絵だった。  実は、チケットにある速水御舟... ...続きを見る

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2011/12/08 18:03
長谷川等伯と狩野派
長谷川等伯と狩野派  出光美術館の「長谷川等伯と狩野派」展に行った。  等伯と言えば、「松林図屏風」。その前に立つと、まるで松風の音が聞こえてくるようで、墨の濃淡で、あれだけの世界が創れるのはすごいと思う。日経新聞に「等伯」を連載中の安部龍太郎が、「『松林図』へ至る突破口をこの作品で会得したのではないか」と言っている、「竹鶴図屏風」が見たいと思って出かけた。  今時の展覧会は本当に親切だ。「竹鶴図」の側には、鶴は牧谿の影響が見られると図示されているので、すぐ大徳寺で見たのを思い出した。そして、牧谿に最初に学んだ... ...続きを見る

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2011/12/03 16:57
祖父・小金井良精の記
祖父・小金井良精の記  河出文庫。星新一著。  この本を読もうと思ったのは、小金井良精ーーー後に東大医学部となる学校を首席で卒業してドイツに留学、帰国後は日本人では初の解剖学教授となり東大医学部の基礎を築き、人類学者でもあった人ーーーに、興味があったからではない。  ひとつには、以前に読んだ著者の『人民は弱し 官吏は強し』が面白かったからである。製薬事業を起こし、星薬科大学の創立者でもあった星一の波瀾万丈の生き方が興味深かったこともあるが、実父を語る文章が良かったからである。この書も、案に違わず、自ら「私は祖父が... ...続きを見る

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2011/12/01 15:44
黙阿弥の明治維新
黙阿弥の明治維新  渡辺保著。新潮社。  私の関心に、こんなにぴったりのタイトルの本があるとは思わなかった。但し、刊行されたのは、1997年。当時読売文学賞を受賞するなど話題になった本なのだが、私は今回文庫化されたという新聞記事で知った。著者の言に「坪内逍遙の、黙阿弥は江戸の歌舞伎の集大成者だという、後年の評価」に人々は影響され過ぎているというのがあったが、私もそう思っていた。だから、歌舞伎は見るが、たとえば、新橋演舞場で上演された黙阿弥作の「魚屋宗五郎」を見ても、「宗五郎を演じた菊五郎は、本当に、うまいなあ」... ...続きを見る

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2011/11/27 13:19
紅葉狩
紅葉狩 有馬温泉、瑞宝寺公園。お寺の名前がついているが、明治6年に廃寺になったとかで、寺はない。しかし、豊臣秀吉が愛で、茶会を開いたという紅葉は、今でもすばらしい。「太閤が碁を楽しんだ石の碁盤」 の側では、ちょうど、野点が行われて雰囲気をだしていた。まだ午前中の早い時間だというのに、カメラをかついだ中高年の人々もたくさんいた。趣味に生きるというのはいいことだと思ったりした。 ...続きを見る

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2011/11/24 18:15
漂砂のうたう
漂砂のうたう  作者は 木内昇。集英社。  オビに、「直木賞受賞作!時代小説の新しい才能がここに。明治10年、根津遊郭。維新から取り残された男と女の求めたものはーーー」とある。  主人公は、徳川の御家人の次男坊。今は、定九郎と名を変え、根津遊郭の立番をしている。御一新のあと家を出たのは、時代の中に飛び込んで行くと言うよりも、兄だけを人として遇する父から逃げたというほうが正しい。だから、定九郎は世をすねていて、何をするにも身が入らない。毎日が何と言うことなく過ぎていき、しかしこうしてはいられないという焦りだ... ...続きを見る

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2011/11/15 18:53

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